令和4年9月1日(木)、第一薬科大学において福岡県立福島高等学校と高大連携協定を締結しました。
今回の高大連携の合意内容は、高等教育・大学教育の活性化を目的に、大学の薬学、看護等の実験実習・講義への御校生の受入れ、大学教員による感染症対策及び薬物乱用防止講演会の実施、教育課程やSDGs等についての相互の研究及び交流、本学学生(薬学部・看護学部)による高校生へのキャリア支援等です。
調印式には、福島高等学校から濱順一校長、山浦寿之全日制教頭及び理科主任の角隆幸教諭が、本学からは都築仁子学長、小松生明副学長、金井昌平特命教授及び都築第一学園の乳井卓吉事務局長が参加しました。
福島高等学校は、福岡県八女市に所在する、全日制課程に普通科、生活デザイン科、総合ビジネス科の3科と、定時制課程に普通科を持つ総合的な県立高等学校で、令和4年度で創立 112周年となる歴史と伝統のある学校です。福島高校は、「コリアン・スタディーズ」や「福島未来学」、「八女茶探究」、「商品開発と流通」、「ドラマ・コミュニケーション」など、生徒の興味関心を踏まえながら八女地域の特色を生かした独自の科目を全日制において本年度入学生から導入する等、授業の充実を図るとともに、今年度は昨年度から引き続き、福岡県教育委員会から「新たな学びプロジェクト」の研究実践校の指定を受け、地域との連携もさらに深めていくなど、教育活動をさらにパワーアップしておられます。著名な卒業生のなかに、日本を代表する偉大な作家の五木寛之氏がおられることは有名です。
締結式に先立ち、本学の薬学部実習棟と看護学部棟をご視察され、今後の連携の資としていただきました。