本学は、令和4年5月2日(月)、東京都立多摩科学技術高等学校において同校と高大連携協定を締結しました。
今回の合意内容は、高等教育・大学教育の活性化を目的に、大学の薬学、看護等の実験実習・講義への高校生の受入れ、大学教員による感染症対策及び薬物乱用防止講演会の実施、教育課程やSDGs等についての相互の研究及び交流、本学学生(薬学部・看護学部)による高校生へのキャリア支援等です。
調印式には、多摩科学技術高等学校から森田常次校長、小杉哲也副校長、主任教諭の亀井善之先生、科学教育研究部主任の田中義靖先生、進路指導部主任の稲本聡子先生及び科学技術科主任の藤本暁子先生が、本学からは都築仁子学長及び小松生明副学長並びに森永紀教授が参加しました。
多摩科学技術高等学校は、2010年(平成22年)に開校した、先端技術分野の企業等が多数存在する「多摩」の地名と学科の特徴を表す「科学技術」を校名に持つ、開校13年を迎えた進学校です。同校は、スーパーサイエンスハイスクール指定校(第Ⅲ期)や進学指導推進校等の取組、東京農工大学との高大連携教育プログラムなど、理系人材の育成に先進的に取り組まれておられます。また、少人数制のクラス分け、科学技術アドバイザーによる授業や講演、充実した実験・実習設備をもつ新校舎の完成など教育の質の向上を図りつつ、先端技術分野において優れた企業、研究機関、大学などの教育資源を最大限に活用して、未来の科学技術者の基礎を作り、世界で活躍する科学者・技術者を育成されている、名実ともに日本のスーパーサイエンスハイスクールです。