令和3年11月12日(金)、第一薬科大学において福岡県立福岡講倫館高等学校と高大連携協定を締結しました。
今回の合意内容は、高等教育・大学教育の活性化を目的に、大学の薬学、看護等の実験実習・講義への高校生の受入れ、大学教員による感染症対策及び薬物乱用防止講演会の実施、教育課程やSDGs等についての相互の研究及び交流、本学学生(薬学部・看護学部)による高校生へのキャリア支援等です。
調印式には、福岡講倫館高等学校から山本秀史校長、松浦広美副校長、総合学科主任の山田景佑教諭が、本学からは都築仁子学長及び小松生明副学長並びに金井昌平特命教授が参加しました。
福岡講倫館高等学校は、大正14年に福岡県早良高等女学校として創立、幾多の改称を経て平成17年に現在の福岡県立福岡講倫館高等学校に改称された創立96年を迎える伝統校です。 同校は、「充実した学習活動」、「感動を共有する部活動」、「みんなで作り上げる学校行事」を通じて進路実現につながる学力はもとより、コミュニケーション能力や課題解決能力を身につける教育に取り組んでおられる一方で、部活動においてはダンス部や書道部が全国レベルの成績を持つ文武両道の高校です。また、歌手の桑江知子さん、アニメ監督・映画監督の浜崎博嗣さん、モデルの松元絵里花さん、女優の今田美桜さんなど著名なご卒業生を輩出されております。本学の創設者、都築貞枝先生とのご縁も大変深く、1948年(昭和23年) 夏の人事異動で戦後全国初の公立高校女性校長として当時の福岡県立西福岡高等学校に就任されております。
締結式に先立ち、本学の薬学部実習棟と看護学部棟をご視察され、今後の連携の資としていただきました。
≪ 調印式参加者の記念撮影 ≫ ≪ 代表者によるCollaboration Cake Cut ≫