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本学薬学部 大光准教授の産学協同開発製品の除菌スプレー販売開始決定

薬学部 地域医療薬学センター 大光准教授は、新型コロナウイルス等の感染症対策の一環として、MYMインターナショナル(製造元:福岡県久留米市東町)、GMGコーポレーション(販売元:福岡県久留米市城南町)と共同で除菌・消臭スプレー「Hygi-aid」を開発いたしました。「Hygi-aid」の名前の由来は、Hygiene(衛生)を Aid(守る)という造語となっております。本製品は、第一薬科大学の監修のもと、フコイダン・ベルガモットオイルを配合した製品となります。フコイダンはモズク等の海藻に含まれるヌルヌル成分で、保湿成分も含まれ、エタノールに敏感な方にも安心して使用していただけます。ベルガモットオイルの主成分である「リナロール」、「酢酸リナリル」にはリラックス効果や肌荒れ予防効果等があり、アロマセラピーや化粧品にも利用されております。本製品はマスク、スマートフォン、パソコンキーボード、ドアノブ等の除菌・消臭用として使用していただけます。学生の安全安心に繋がるような感染症防止対策の一環として、薬学部の大学として、企業と共同で開発を進めてまいりました。本年開学60周年を迎え、卒業生が全国で16,000名近くが薬剤師として活躍されており、その中で卒業生が経営に携わっておられる薬局・ドラッグストアを中心に先ずは製品の販売いたします。第一薬科大学は医療人である薬剤師を養成する大学として、これからも地域住民の方々の健康・安全に繋がるような製品の開発も含めて、地域社会に貢献できる研究教育機関として努めてまいりたいと考えております。