台湾の学術交流締結大学等において、台湾薬学研修(2024年3月11日(月)~3月19日(火))を実施いたしました。本学が独自のアドバンスト科目の一環として、「海外医療研修」を実施しており、諸外国における薬学教育・保険制度・漢方薬等について学ぶ機会を設けております。
5年生8名、3年生4名、2年生3名、1年生4名の総勢19名が参加いたしました。
本研修では、国立陽明交通大学(台北)、中国医薬大学(台中)、嘉南薬理大学(台南)等を訪問し、それぞれの大学で研修・見学や学生交流を行いました。これにより、台湾における薬学教育の現状や漢方薬等について深い理解を得ることができておりました。
また、休日等を利用しての台湾文化研修では、学生たちは自ら計画を立て、台湾を代表する文化や産業の関連施設を見学しておりました。この文化研修を通じて、台湾の多様な文化や歴史に触れ、国際感覚を養うことができておりました。
今回の研修期間内の3月17日(日)に本学で開催されていたオープンキャンパスと台中にある中国医薬大学と繋がり、研修会参加学生から研修の様子を報告していただきました。都築伝統薬物研究センターからZoom配信して日本と台湾を結んでのLIVEで行い、研修での学びや経験について共有いたしました。
研修の最終日には、中国医薬大学より全参加学生に修了書が授与されました。この修了証は、学生たちがこの貴重な台湾薬学研修プログラムを修了した証として、学生たちの今後の学びと成長の糧となることを期待しております。
本学では、このような海外薬学研修プログラムを通じて、学生たちの国際感覚を養い、学習に対するモチベーション向上に繋がることを期待しております。今後も、学生たちの貴重な機会を広げるために、台湾以外のアメリカ・イタリア・カナダ等の他の学術締結大学との交流を提供していきたいと考えております。