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能登半島地震被災地における薬剤師支援活動

2024年1月1日午後4時頃、能登地方を震源とする震度7の地震が発生し、同地域を中心に多数の方々が被災されました。日本薬剤師会では同日、災害対策本部が設置され、1月4日には厚生労働省「令和6年能登半島地震医療関係団体等緊急連絡会議」において、薬局や医療機関等に多数被害が出ているため、災害救助法が新潟、富山、石川、福井の各県に適用され、日本薬剤師会では大きな被害があった石川県から全都道府県薬剤師会へ支援薬剤師の要請が行われました。福岡県薬剤師会から支援薬剤師の出動募集があり、本学 薬学部 地域医療薬学センター 大光 正男 教授が福岡県薬剤師会第5班の一員として、出動いたしました。

【活動期間】2024年1月25日(木)-29日(月)
【活動場所】石川県穴水町 公立穴水総合病院
【主な活動内容】
 ▷災害処方箋 調剤等
 ▷「DMAT(Disaster Medical Assistance Team): 災害派遣医療チーム: 」に帯同して活動
  ・避難所内居室等のCO2濃度測定→高値の場合、感染症防止のために換気方法の指導
  ・トイレ等の衛生管理指導(ノロウイルス対策等)
  ・薬・健康相談等
  ・一般用医薬品(OTC)等の供給

福岡県薬剤師会会館において
出発時 中央 大光 教授
石川県薬剤師会会館において
福岡県薬剤師会 第5班Aチーム、Bチーム出動前
災害処方箋応需
避難所内CO2濃度測定