令和5年9月27日(水)、第一薬科大学において学校法人ワオ未来学園ワオ高等学校と高大連携協定を締結しました。
今回の合意内容は、高等教育・大学教育の活性化を目的に、大学の薬学、看護等の実験実習・講義への高校生の受入れ、大学教員による感染症対策及び薬物乱用防止講演会の実施、教育課程やSDGs等についての相互の研究及び交流、本学学生(薬学部・看護学部)による高校生へのキャリア支援等です。
調印式には、ワオ高等学校から山本潮校長及び進路指導部長の熱田昭夫教諭が、本学からは都築仁子学長、小松生明副学長及び吉武毅人看護学部長が参加しました。
ワオ高等学校は、岡山県岡山市に本校がある私立通信制の高等学校で、令和3年に開校、昭和51年創立のワオ・コーポレーション(「能開センター」「個別指導Axis」を全県に展開)を母体としています。ワオ高等学校は、「オンライン・アクティブ・ラーニング」と名付けた最新のテクノロジーを取り込んだ学習サービスを活用するとともに、履修科目にリベラルアーツ(真の教養)として「哲学」「科学」「経済」を加えているところが魅力ある特色の一つです。また、卒業の単位科目とは別に、将来の選択肢を広げる専門的なスキルが身に付く、「オプションプログラム」と呼ばれる「学び」のなかで、「データサイエンティスト」になるための本格的なカリキュラムや、MTIメソッドを応用した起業家育成コースなど、通常の高校の学びとは一線を画すプログラムが用意されております。
締結式に先立ち、本学の看護学部棟並びに薬学部実習棟をご視察され、今後の連携の資としていただきました。