令和5年6月14日(水)、第一薬科大学において高知県立牧野植物園と学術連携協定を締結しました。
今回の連携協定の合意内容は、植物を含む自然探求における知的好奇心を育てる県民参加型の共同企画イベントに関すること、教育文化振興に関すること、健康増進に関すること、地方創生に関すること等について連携・協力することです。
調印式には、高知県立牧野植物園から川原信夫理事長・園長及び松野倫代研究員が、本学からは都築仁子学長、小松生明副学長及び森永紀漢方薬学科長が参加しました。
高知県立牧野植物園は、高知市五台山にある植物園で、高知県出身の植物学者牧野富太郎の業績を顕彰する施設として1958年(昭和33年)に開園しました。1999年(平成11年)には園内に牧野富太郎記念館本館(内藤廣設計)が開館、2008年(平成20年)には南園に「50周年記念庭園」が誕生、2010年(平成22年)には新温室がオープンし、園内には3000種近い植物が栽培されています。また、本園の設置目的は、植物研究を通じて、教育文化の向上及び産業振興に寄与するとともに、土佐寒蘭の保護及び知識の普及を図り、県民に対し、憩いの場を提供することとされています。
なお、川原信夫理事長には本学の部外講師として、6月23日(金)5限目の1年生の課目「薬学への招待」を担当していただく予定です。