令和4年12月12日(月)、第一薬科大学において福岡県立須恵高等学校と高大連携協定を締結しました。
今回の高大連携の合意内容は、高等教育・大学教育の活性化を目的に、大学の薬学、看護等の実験実習・講義への御校生の受入れ、大学教員による感染症対策及び薬物乱用防止講演会の実施、教育課程やSDGs等についての相互の研究及び交流、本学学生(薬学部・看護学部)による高校生へのキャリア支援等です。
調印式には、須恵高等学校から高之口勝幸校長、中村智恵教頭及び3学年主任吉松織恵教諭が、本学からは都築仁子学長、小松生明副学長及び高橋義人准教授が参加しました。
須恵高等学校は、福岡県糟屋郡須恵町に所在する、地元の方々の熱い要望が実現して1983年(昭和58年)に設立・開校された公立高等学校で、1年次より特進クラス、2年次より医療看護クラスを設置している普通科の高等学校です。地元から大変期待されている学校で、文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のアソシエイト校としての指定も受けるとともに、近隣の須恵町、志免町、粕屋町及び久山町と連携協定を結び、地域社会との絆を深められております。また、県立学校「新たな学びプロジェクト」研究実践校として福岡県から指定を受け、その成果を他の県立学校に広げる役割を果たしておられます。
締結式に先立ち、本学の薬学部実習棟と看護学部棟をご視察され、今後の連携の資としていただきました。