全国でも珍しく漢方薬を専門的に勉強できる第一薬科大学は、漢方薬に興味があった私にとってまさに意中の大学でした。大学で漢方を学んできて感じたのは、国家試験や4年次に受けるCBTにも漢方の内容が出てくるので、早期に専門的な漢方を学べるのはメリットになるということです。私は現在5年生で、薬局と病院で合わせて半年ほど行う実務実習のため、地元の大分に戻ってさらに実践的な勉強に励んでいます。薬局の薬剤師はほとんど薬局内で仕事をするというイメージを抱いていました。しかし、実習に行き始めると、薬の準備や患者さんのお宅や施設への訪問等、毎日飛び回っているような状況で「こんなに忙しいのか！」と驚くとともに、とてもやりがいがありそうだと感じました。また実習を経験することで、自身の知識の浅さや実践的な考え方が不足していることに気づくことができました。忙しい毎日ですが、時間のある時には友達とカフェに行ったり、長期休みには旅行に行ったりしてリフレッシュしています。将来は漢方の専門的な知識を持つ薬剤師として薬局で働きたいです。そのために一層勉強して漢方生薬認定薬剤師の資格、さらに自分のプラスになるような資格をいろいろと取っていき、知識を広げていきたいと思っています。漢方薬に興味のある方は、漢方を学ぶのに理想的な漢方薬学科にぜひ入ってほしいです。