薬学部は6年間という長い道のりですが、第一薬科大学は先生方との距離が近く、何でも相談しやすかったおかげでいろいろなことを乗り越えられたと感じています。私は一人一人としっかり向き合う働き方がしたく、また在宅医療にも貢献したいと考え、調剤薬局の薬剤師になりました。特に在宅医療では、患者さんやそのご家族からの日常生活の相談なども含めサポートさせていただいています。お薬のことはもちろん、生活全体を支援できることはこの職種の大きな魅力です。現場ではデジタル化が推進され、処方箋も紙ではなく電子処方箋へと移行していく時代です。薬剤師になるための勉強は最優先ですが、今の薬剤師に何が求められているかを理解することも大切だと思います。ぜひ、社会にも目を向けてください。皆さんの可能性は無限大です。いつか同じ薬剤師として働けることを楽しみにしています。
一歩進んだ服薬指導ができる基礎を身に付けられる環境です。
有限会社 薬親会薬局 ひまわり調剤薬局
薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師
末松 利崇さん[薬学科 2020年 卒業]