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個性の伸展による人生練磨
大学名に冠している「第一」は、仏教哲学である「第一義諦(絶対的な真理、真如実相)の第一に由来しています。人には、それぞれ生来その人にしかない特徴・長所、美点や特質等が賦与されています。これは、その人らしさを特徴づける個性であり、他と区別されるべき「第一義的特性」と捉えております。その人に内在する個性を教育により引き出し、永遠に輝かせしめる第一義的特性とする創立者の思いから、校名に「第一」が付けられ、建学の精神に「個性の伸展による人生練磨」が掲げられております。
建学記念の碑
天寿を全うせしめるものは、薬の力である
生命の根源に培うものは薬学の使命である
教育は社会進化の源泉である
ここに第一薬科大学を開き
人類の福祉と学術の深化、文化の向上を祈念する昭和35年1月20日 学園総長 都築頼助 創立者 都築貞枝
新型コロナウイルスの感染拡大が世界中に進み、ワクチンや抗ウイルスの開発が待たれております。学園総長、創立者の両先生には、この上なく悲痛な思いをされた経験があります。それは両先生の長女が終戦直後、当時回復至難と恐れられていた病である腸結核におかされ、わずか14歳で尊い一命を亡くされてしまったことであります。翌年、特効薬ストレプトマイシンが米国からもたらされ、腸結核は生命に関わる病気ではなくなりました。両先生の悲しみと悔しさは想像に余りあります。薬というものが私たち人間の生活にとっていかに大きな存在であり、人類の福祉に重要な役割を果たすかを、身をもって体験いたしました。両先生の「生きとし生けるものへの限りない愛と慈しみ」、そして「生命の確保とその向上を祈念する心」が、第一薬科大学創立へ向かい、建学碑に刻まれております。
創設者
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都築 賴助 先生
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都築 貞枝 先生
教育研究上の目的・使命
第一薬科大学は、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神と掲げ、日本国憲法、教育基本法及び学校教育法の規定するところに従い、広く医療に関する専門的な知識・技能・態度を授け、実践的な能力を有する医療人を育成することを目的とし、医療福祉の向上、学術の進化に貢献することを使命としています。